オーストリア

ユーゲントシュテイールを代表する作家たちの作品。(2024年秋)

建築家オットー・ワーグナー(Otto Wagner)のシュタインホーフ教会(Kirche am Steinhof)。この教会は広大な精神病院の敷地の一番高いところにある。この教会では、現在でも敷地内の精神病患者のためにミサを行っているようだ。

このように内側は白を基調として金色が施され、心が踊るような高揚するような美的な感覚が散りばめられている。

左の写真は教会の中にある物語を表す窓ガラス。

同時期に活躍していたコロマン・モーザーがデザインしている。

左はヨジェ・プレチニック設計の教会。

ウイーン美術史博物館を訪れる。古代から18世紀後期に至る膨大な量の美術品が納められ、ゆっくりじっくり見ていたら、とても1日では見切れない。この建物の中央階段を登っていくとクリムトの壁画が見えてくる。建物の形を利用して描かれている絵画は、私たちを迎え入れ、建物と一体になり空間を盛り上げているように見える。

この日最後に訪れたのがセセッション館。クリムトのヴエートーベンフリースが納められている。作品集を見ているだけではわからない、素材感や所々隆起した細やかな施しを見つけることができた。そしてクリムトの軽やかな人間性まで伝わってくる気がして、駆け込みだったが鑑賞できて良かった。