インドネシア 再訪 ⅱ-②

昨年と違う発見があったらいいなあと思っていた。。。

泊まっているホテルの周りを散歩していると、silkという文字の書かれた看板が目に入ってきた。染織をしているお家らしい。。。その時は誰とも会えず散歩を続けて、ホテルに戻った。

ホテルにて調べてみると、さっき見た看板のお家をネットに書いている人がいました。読んでみると、その人はそこでソンケットの織りをさせてもらったらしいのです。その人はバリ島への目的が『ソンケット』だったらしく入国してすぐにそのお家に行き、約一週間通いつめたと書いている。。。

私は。。。滞在できる日は残り少なくて上手く教えてもらえるかなあ・・・半信半疑だったけど、日が暮れる前にそのお家をもう一度訪ねることにした。開放的なお家で、中に向かって声をかけるとご主人が出てきてくれた。最初、今はワークショプをしたり、教えたりはしていないと言われてしまった。。。自分がしていることややりたいことを伝えると、それでは明日からやって見ましょう、ということになった。

次の日、9時に彼女の家へ。。家の前が広くなっていて、そこに機を用意してくれていた。全てが手作りのような機で、機をいじるのが初めての私にはとても複雑なものに見えた。先生の名前はsukriさん。シドウメンでは先日行った工場でイカットを作って販売している。ソンケットは各家庭で織られて、自宅でも売るし、工場が引き受けてお店で売る場合もあるようです。

まず最初に、捨て布のような部分をsukriが織ってくれた。『じゃあここからね』と言って模様ができるところから私と交代する。やっていくうちに機の構造がわかってくる。機の先の方にあるいくつもの細い棒は綜絖で、ソンケットの模様を作る大切なもの、最初はうじゃうじゃ糸が絡まっているようにしか見えなかったが、使っていくうちに違うものに見えてきた。楽しい。

手前には筬があり、それに向かって棒を差し込んでトントン、とする。2つの太い差し棒も大切な役目がある。機の隣にもう一つ重要な道具が置いてあった。重い差し棒を使いやすくするための棚で、それも手作りっぽい。杼は竹の筒を加工して作ってあり、その中に糸巻きに巻かれた糸を入れて縦糸の間を滑らせる。朝の9時からお昼の休みをはさみ、夕方の5時過ぎまでおり続けた。。。一つの模様の7、8分目まで織ったところで日が暮れ始めたので私の織りは終了。あとはsukriにお任せすることにした。

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続く